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シンギングボールはチベットの仏教儀式に用いる法具の一つです。シンギングボールを手のひらに載せ、存在感を感じながらその縁を一緒にお届けする心棒でなぞると「聴こえてくる心地いい倍音と掌（たなごころ）に伝わってくる振動が」体に溶け込みます。
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シンギングボールの使い方
最初は清浄な環境を作りましょう。静かな空間を作り座禅を組み（座禅ができない時は胡坐か正座でも大丈夫）ゆっくりした呼吸（腹式呼吸で背筋を伸ばして体中に空気を吸い込み、一呼吸おいて口から細く長く息を吐き出す）を数回繰り返し気持ちを落ち着けてください。
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次にシンギングボールを掌のひらの上に乗せ、心棒を縁に軽く打ち付け音色を楽しみながら徐々に気持ちを集中します。そして心棒をシンギングボールの外側の縁にそって押し付けるようにしながらゆっくりと廻します。ここでは体の力を出来るだけ抜いて廻して下さい。暫く廻していると心地のいい倍音の響きが聴こえてきます。 |
シンギングボール独特の倍音の響きが出せるようになりましたら廻す速さや強さを変えてお好きな音色を探し出してください。掌（たなごころ）が少しずつ温かくなり、シンギングボールの倍音が体にしみこんできた時に無我の世界が垣間見えるようになります。ざわざわしているとか気持ちが落ち着かない、何かの気配がするときはティンシャで浄化してください。 |
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始めのうちは廻す時にどうしても心棒に力が入ったり、雑念が入ったりで集中できないと思いますがあきらめないで根気よく修行（練習）をお願いします。
シンギングボールから聴こえてくる音色はその時々の気持ちとか感情を映し出すといわれています。 |
法具としてのシンギングボールを使うことによって聴こえてくる音色は宇宙空間の暗黒、深い海底の青色、輝くチベットの空とか今まで経験したことの無い情景を感じること、過去に体験した多くの思い出を一気に呼び起こし心の深層を浮き上がらせてくれます。 |
今、複雑で難しい時代に求められているのは「自分の行いが人のため、世のために生きている、生かされている」事を知ることではないでしょうか。聴こえてくる音色はその時々の気持ちとか感情がシンギングボールの持っているスピリチュアルな音域に変化していることになります。 |
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○シンギングボールとは
五世紀以前より使われ始め八世紀辺りからチベット仏教と密接なかかわりができたと言われています。幾多の高僧が仏に命を委ね向き合うため、仏を信じる人々の心を満たすために使われてきた法具です。
○心棒とは
木製のスティックでシンギングボールと一体の大事な用具です。 |
○倍音とは
法具が奏でる音は倍音です。音楽で言うと「振動数が基の音の自然倍数にあたる音」で「音は空気を伝わって周波数が耳に届く」ことですね。気持ちのいいところで伝わってくる周波数は法具の鳴らす基音に整数倍の音も一緒に耳に届いているのですね。
この基音が癒しにおいて大きな効果をあげています。法具（シンギングボール）の倍音は癒しの効果を超えて意識を高次元に導きます。 |
今回お届けするシンギングボールは細密に装飾が施され、手のひらに載せた時に集中力を高めやすい程よい重量感を持っています。
シンギングボールの奏でる独特な倍音はチャクラ（体の頭頂から股間の部位まで、眉間、喉胸、腹部、陰部、会陰の6箇所の断面を輪としてみる）を活性化し「気」をより高い次元へ導くといわれています。 |
お届けするシンギングボール周囲に刻まれたサンスクリット語は経典を描いています。底面に彫られているヴァジュラ（金剛杵こんごうしょ）は邪悪なもの全てを打ち砕く法具であり背面には仏陀の目を表し”気”が掌（たなごころ）を通じ体に溶け込みやすくなっています。
シンギングボールのサイズ(約)：奥行き85㎜幅85㎜高さ52㎜口径75㎜ 重260ｇ
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